2025年1月12日、以前の記事「Ukulele名演奏:いつかは弾きたいソロ・ウクレレ名曲集」でご紹介したウクレレ世界チャンピオン「エバラ健太」さんのYouTubeチャンネル【エバラ健太チャンネル】に名曲「I Just Called to Say I Love You」のソロ・ウクレレカバーがアップロードされていました。とても素敵な演奏でしたので以下にご紹介いたします。
- I Just Called to Say I Love You ソロ・ウクレレカバー / エバラ健太 Kenta Ebara (2025/01/12)
「I Just Called to Say I Love You」について
「I Just Called to Say I Love You」がどんな曲なのかをもっと知りたいと思い、Googleのチャット型AIサービス「Gemini」に曲について聞いてみました。その結果を以下に引用します。
スティーヴィー・ワンダーの「I Just Called To Say I Love You」は、1984年の映画『ウーマン・イン・レッド』の主題歌として世界中で大ヒットしました。「愛していると伝えたくて電話しただけ」というシンプルな歌詞と、スティーヴィーの温かい歌声が魅力です。アカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞 主題歌賞を受賞しています。
特筆すべきは、1985年のアカデミー賞授賞式でのスピーチです。スティーヴィーは受賞に際し、「ネルソン・マンデラの名において、この賞を受賞します」と発言しました。当時、南アフリカではアパルトヘイトが行われており、マンデラは投獄されていました。この発言は、アパルトヘイトへの抗議とマンデラへの支持を表明するものでした。
この出来事により、「I Just Called To Say I Love You」は、単なるラブソングを超え、人種差別への抗議、自由と平等を求める象徴としても捉えられるようになりました。シンプルな愛の歌が、社会的なメッセージと結びつき、より深い意味を持つようになったのです。
このスピーチの影響で、スティーヴィーがポール・マッカートニーと共演した「Ebony and Ivory」が、アパルトヘイト政策下の南アフリカで放送禁止になるという出来事も起こりました。これは、彼の発言が大きな影響力を持っていたことを示しています。
このように、「I Just Called To Say I Love You」は、ラブソングであると同時に、社会的なメッセージを内包した楽曲として、音楽史に名を刻んでいます。
YouTubeチャンネル【 洋楽和訳チャンネル 】 に「I Just Called to Say I Love You」の歌詞の和訳動画がありましたので合わせてご紹介します。歌詞の内容が心に沁みます。流石!時代を超えて多くの人に愛される名曲ですね♪
- [和訳] I Just Called To Say I Love You – Stevie Wonder (2021/09/20)
Google「Gemini」の回答にあった「Ebony and Ivory」の動画もYouTubeにありました。この曲には、ピアノの黒鍵(Ebony=黒檀)と白鍵(Ivory=象牙)が並んで美しいハーモニーを奏でるように、黒人と白人、さらにはあらゆる人種の人々が互いに理解し合い、平和に共存できることを願うメッセージが込められています。
- Paul McCartney and Stevie Wonder – Ebony And Ivory (Live at the White House 2010) (2010/08/07)
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