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ウクレレ弾き語り練習用のリール動画を作成してみた

Ukulele

下記に記載した以前のブログ記事で「浜辺の歌」と「早春賦」の「ウクレレ弾き語り練習用動画」を作成しました。

今回、「浜辺の歌」と「早春賦」を縦型ショート動画に作り直してして、インスタのリール動画にしてみました。今回作成したインスタグラムのリール動画を以下に掲載します。

「浜辺の歌」ウクレレの弾き語り練習用動画

「早春賦」ウクレレの弾き語り練習用動画

上記リール動画は、Macの「Final Cut Pro 11」で作成しました。そして、BGMは、「Guitar Pro 8」のウクレレ演奏(MIDIファイル)と「Vocaloid6」のボーカル(WAVファイル)を「Logic Pro 11」に読み込んで作成したオリジナル音源です。また、「Logic Pro 11」のBasePlayer(AI Session Player)も追加しています。

アプリの使い方を調べながら結構苦労して作成しました。なので、自分用の備忘録として作成手順のメモを以下に記載しておきます。

iMacでインスタグラムのリール用に縦型ショート動画を作成する

【手順1】「GuitarPro 8」で音源用のMIDIファイルを作成する

  1. 歌詞付きのメロディ譜「楽譜_メロディ+歌詞.gp」ファイルを作成する。
    • メニュー「ファイル」->「書き出し」->「MIDI…」で「Vocaloid6」のボーカル音源作成用に「GP8_楽譜_メロディ+歌詞.mid」を書き出す。
  2. メロディ譜に伴奏を追加した「楽譜_メロディ+伴奏.gp」ファイルを作成する。
    • メニュー「トラック」->「加える」で伴奏用トラックを追加する。
    • メニュー「表示」->「マルチトラック」でメロディトラックと伴奏トラックをマルチトラックモードで表示する。
    • メニュー「ファイル」->「書き出し」->「MIDI…」で「Logic Pro 11」音源作成用に「GP8_メロディ+伴奏.mid」を書き出す。
  3. 歌詞と伴奏付きのメロディ譜「楽譜_メロディ+歌詞+伴奏.gp」ファイルを作成する。
    • メニュー「ファイル」->「書き出し」->「MIDI…」で「Final Cut Pro 11」の「動画素材」作成用に「GP8_メロディ+歌詞+伴奏.mid」を書き出す。

【手順2】iMacで「Final Cut Pro 11」用の「動画素材」を作成する

  1. 「GuitarPro 8」で作成済みの「楽譜_メロディ+歌詞+伴奏.gp」を表示する。
    • メニュー「ファイル」->「スタイルシート」のオプションで「Classicスタイル」を適用する。
      • -> サイズ:楽譜全体の大きさ -> [2.3m]
      • -> チューニング表示 [OFF]
      • -> マージン:上80 左右下10
    • メニュー「小節」->「段落レイアウト」で段組ごとの小節数を [2]に固定する
  2. 動画タイトル用の画像ファイル「タイトル_縦型ショート動画.png」を作成する。
    • メニュー「表示」->「ページ-パーチメント」にして、楽譜の冒頭部分を表示する。
    • 「Shift + Command + 5」キーで画面を取り込み保存する。
      -> Macサポート「Macで画面を収録する方法」を参照
    • 保存した画像ファイルの名前を「タイトル_縦型ショート動画.png」に変更する。
  3. 「Final Cut Pro 11」の「動画素材」用ファイルとして「GP8_縦型ショート動画.mov」を作成する。
    • メニュー「表示」->「スクリーン-横」にして、楽譜を最初から演奏再生する。
    • 「Shift + Command + 5」キーで画面を収録保存する。
      ->(収録範囲 [540×960] / アスペクト比 [9:16])
    • 保存した動画ファイルの名前を「GP8_縦型ショート動画.mov」に変更する。

【手順3】「Vocaloid 6」でボーカル音源を作成する

  1. Vocaloid6を立ち上げ時に「VOCALOID.AI」トラックを作成する。
    • 「GP8_楽譜_メロディ+歌詞.mid」をドラッグ&ドロップする。(テンポと拍子を含めてメロディと歌詞を同時にインポート出来る。)
    • 作成したボーカルトラックを編集加工する。
      • インスペクタの「STYLE PRESET」を「Lead Vocal – Rich – Melodic」などに設定し、ボーカルの歌詞修正やビブラート追加などを行う。
  2. メニュー「ファイル」->「オーディオミックスダウン」でボーカル音源ファイル「VL6_ボーカル.wav」を書き出す。

【手順4】「LogicPro 11」でミュージック音源を作成する

  1. 「LogicPro 11」の新規プロジェクトで「ミュージック音源」を作成する。
    • トラックに「GP8_メロディ+伴奏.mid」ファイルをドラッグ&ドロップする。(テンポ情報も含めてインポートする。)
    • 続いて、トラックに「VL6_ボーカル.wav」ファイルをドラッグ&ドロップする。
    • メニュー「トラック」->「新規トラック」から”Session Player”の「Base Player」を追加する。
    • グローバルトラックにコードを手動入力する。
    • 音量調整などを行う。
  2. メニュー「ファイル」->「共有」->「曲を“ミュージック” に」で「LP11_ミュージック音源」を”ミュージック(Macの標準アプリ)”に「ミュージック音源」を書き出す。

【手順5】「Final Cut Pro 11」でリール動画を作成する。

  1. 「Final Cut Pro 11」で新規プロジェクトを[ビデオフォーマット:縦 ] 、[解像度:1080×1920]で作成する。
  2. 新規プロジェクトに作成済みの「動画素材」を読み込んで動画を編集する。
    • 作成済みの「GP8_縦型ショート動画.mov」をプロジェクトに読み込む。
    • 動画をセーフゾンに収まるサイズに変更する。(80%)
    • 動画のオーディオを切り離す。(右クリックメニュー)
    • 切り離したオーディオを削除する。
    • 作成済みの「LP11_ミュージック音源」をプロジェクトに読み込む。
    • 作成済みの「タイトル_縦型ショート動画.png」をプロジェクトに読み込む。
    • タイトルや歌詞を加えて動画を編集する。
      • タイトル ->「カスタム」フォント:凸版文久見出し明長
      • 歌詞 ->「ソーシャル」-「下3分の1ベーシック」フォント:凸版文久明長
  3. 完成した動画を「Appleデバイス1080P」で「縦型ショート動画.m4v」を書き出す。

【手順6】縦型ショート動画をインスタグラムに投稿する

  • Macで作成した「縦型ショート動画.m4v」をiCloudのフォルダに保存する。
  • iPhoneのファイルアプリで動画を保存したiCloudのフォルダを表示する。
  • iCloudのフォルダにある動画「縦型ショート動画.m4v」をタップして開く。
  • 動画画面左下の「送信用アイコン」をタップする。
  • 送信先にインスタグラムをタップ選択する。
  • 『(インスタアカウント)としてシェア』に「リール動画」をタップ選択する。
  • 動画を再生確認して問題なければ「次へ」をタップ選択する。
  • 『新しいリール動画』画面でキャプションを追加する。
  • 『新しいリール動画』を下にスクロールして、投稿先指定を確認(または変更)する。
  • 「下書き保存」または「シェア」をタップ選択する。
  • 「シェア」をタップ選択すると「縦型ショート動画.m4v」が「リール動画」として投稿先に投稿される。

「YouTubeショート」は、現在、最長3分間の縦型ショート動画を投稿できるようになっています。しかし、1分を超える動画は、YouTubeオーディオライブラリで提供されているロイヤリティフリーの楽曲を使用する必要があるようです。

インスタグラムの「リール動画」は、1つの音源につき最大90秒までという制限があります。しかし、動画編集アプリであらかじめ音声を埋め込んだ場合の音声は動画と一体化して扱われるようです。

今回のような「ウクレレ弾き語り練習用の縦型ショート動画」を作る場合は、「YouTubeショート」では無く「リール動画」にした方が良さそうですね。

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